消化に悪いイカ、タコ、甲殻類、貝類、スルメ、こんにゃく、とうもろこし、などの他に有害な食品を並べてみました。
他にも付け足すべき食品がありましたら、ご一報ください。

野菜・果物・ナッツ類

アボガド 種、実、葉、茎、全てにPersinという有毒物質を含み、消化器官、心臓に障害を起こします。

ブロッコリー カリフォルニアで餌の10%以上のブロッコリーを家畜に与えた場合、消化器系の障害が出たそうです。 25%以上では死に至るケースも。わんこの場合はそれほど大量に与えるケースがないことと、有毒物質を消化する酵素がないことなどから実際に障害が出た例は報告されていないそうでが、大量にあげるのは避けたほうが良さそうです。

ねぎ、ガーリック ねぎにはthiosulphateという有毒物質が含まれていて、消化器障害、貧血を起こし、ひどい場合は死に至る場合も。障害が報告されたのは少なくともカップ1杯のねぎを食べた場合で、ほんの少量の場合は目立った症状は出ないけれども、検査をすれば異常が認められるかもしれないそうです。にんにくもねぎよりも毒性は低いですが、大量に摂取した場合は同様の症状が出るそうです。

きのこ類 野生のきのこには毒性のあるものが多いので、食べさせないこと。普通のマッシュルームなどでも腎臓に障害が出ることもあるので、避けたほうが良いそうです。

トマト 葉や茎には有害物質が含まれています。青い実は危険ですが、赤く熟した実は大丈夫という意見もあり、実も危険という意見もあります。

ぶどう、レーズン アメリカでぶどうやレーズンを食べて嘔吐や下痢、重い場合には腎不全を起こしたり、死に至るケースが報告されています。体重1kgに対して、約11gから約31gを食べた場合に症状が出たそうです。

マカデミアナッツ 震えたり、呼吸が荒くなったり、足が腫れたりといった症状がでるそうです。

くるみ 胡桃の殻につくカビが有毒。嘔吐、震え、よだれ、脱力感、食欲不振、黄疸などの症状が出て、死に至る場合もあるそうです。

ナツメッグ 震え、痙攣、死に至る場合もあるそうです。

リンゴ、チェリー、桃、ナシ、プラム、アプリコットの種 有毒なシアン化物を含んでいます。種を少量食べただけの場合は、特に症状は出ませんが、定期的に種を齧らせたりするのは止めるべきです。喉につまらせたりする危険性もあります。


肉・魚・卵・牛乳

レバー(大量に与えた場合) レバーの取りすぎでビタミンA過多になると、骨の奇形、ひじの骨や肋骨の過剰発達、体重の減少、食欲の減退などの症状が出ます。

 裂けて内臓を傷つける恐れがあります。

牛乳・乳製品 成犬は牛乳の成分であるラクトースを消化するのに十分なだけの酵素を持っていない場合があります。下痢などの症状がでます。

生の卵白 biotin(ビタミンB)を破壊する酵素を含んでいます。毛並みが悪くなったり、皮膚に疾患がでることがあります。生卵にはサルモネラ菌などの有害な菌が付着していることもあります。

生魚 特に生鮭には有害な寄生虫がいることがあります。


嗜好品類

アルコール 呼吸困難、血液の酸化、昏睡状態を引き起こし、死に至るケースも。

チョコレート、カカオ類 体重1kgに付き100mgのチョコレートで、死に至る危険性があるそうです。他の症状としては、痙攣、心臓の鼓動の増加など。ダークチョコレートのほうがより危険性が高くなります。

コーヒー、お茶 含まれているカフェインが有害です。

キシリトール インシュリン過多になり、腎不全を起こすそうです。人間用のキャンディ、ガム、歯磨き、クッキーなどに良く使われています。また、犬用のおやつにも入っていることがあるので注意が必要です。

脂肪分の多い食べ物 消化するのに酵素を多量に必要とするので、脾臓炎を引き起こすことがあります。血の混じった嘔吐、下痢などの症状が出たり、死に至るケースも。


庭の植物にもわんこが食べると害になるものがあります。例えば水仙やヒヤシンスの球根や鈴蘭の花と葉など。
たくさんありますので、何でもパックンしがちなわんこがいる場合は、一度庭に植えている植物が大丈夫なものなのかを確認して下さい。

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