バルセロナ 2006年8月4
- 9日 町の様子
バス・ツーリスティックという乗り放題の2階建てバスで2日間市内を観光しました。
バスの中ではガイドがカタラン語、スペイン語、英語、フランス語、イタリア語で説明をしてくれます。
ガイドによっては訛がきつすぎて、英語の説明の時に「今、何て言ってた?」とダンナと顔を見合わせることもしばしば。
それでも主要なみどころをぐるっと廻ってくれるこのバスはとても便利でした。
バルセロナの町は伝統的な建物と近代的な建物が混在していて。面白いです。
ガウディが活躍できたのも、古いものを尊重しながらも新しものも好きなバルセロナっ子の気質のおかげもあるかもしれないと思いました。

左から、街角でみかけたポップアート(ダンナが作者は○○だと言っていましたが、誰だったか忘れました)、
巨大なロブスター、オリンピックの時に作られた道路の真ん中にあるオブジェ風の屋根。

左、この建物を見て、思わずコロニアル(植民地風)〜と叫びましたが、そうではなくて、これはスペイン風の建物で、それが植民地で模倣されてコロニアルになったのですね。スペインの植民地政策に一瞬思いを馳せてしまいました。植民地と言えば、海洋博物館にも行きました(ダンナの希望)。
元造船所だった建物が博物館になっていて、昔のガレー船などが展示されていてなかなか楽しめました。
が、昔のスペイン海軍の栄光〜のような記述が多くて、その民地政策などが与えた被害については全然触れられていないのが難点かなと思いました。
そういうことはなかなか認めたくないのは、どこの国でも一緒でしょうか。
バルセロナは暖かいので街路樹にやしの木が使われています。南国情緒〜。
中央、バリ・ゴシックと呼ばれる旧市街です。ローマ時代の遺跡、中世の建物がぎっしり。この地区はウォーキングツアーに参加しました。
個人で歩くと見落としがちな場所を要領よく案内してくれるので便利でした。
右、バリ・ゴシックのとある建物の中庭にローマ時代の柱の遺跡がありました。
王宮のある付近の地下にはローマ時代の通りが発掘。保存されています。
遺跡の上をガラスで覆ってあって、その上を歩いて見学できました。タイムスリップしたような不思議な経験でした。
