ローヌ河の河口地域への旅 2006年12月30日-2007年1月3日 アルルつづき

泊まったのはきらきらさんのお勧めで、左側の写真のホテルです。
え?こんなところに車が入って行けるの?というような細い路地を入ったところにあります。
何とちゃんと駐車場もありました。
コンスタンチヌス皇帝のバシリカ(公共施設)があった場所に建てられ、
15世紀に伯爵のお屋敷だったのを元に、周りの建物も増改築してホテルになったのだとか。
地下からローマ時代の遺跡が見つかり、今は床の一部をガラス張りにして
遺跡が見えるようになっています。

右の写真はホテルの近くのアパート。窓の飾りがとても可愛いので、思わずパチリ。
観光ガイド(fodor's)にも大きく写真が出ていたので、アルルじゃ有名な窓なのかも?

  

そして、ここがアルルでいちばん気に入ったレストラン。
大晦日には地方料理のレストランでフランスの習慣通り苦しくなるぐらい食べたのですが、
元旦は流石に営業しているレストランが少なく、
あまりお腹も空いてないし、どうしようかね〜と歩いていて見つけたのがここ。
タパスのお店と門に貼ってあるメニューには書いてあるのですが、
ムッシューがひとりで切り盛りしていて、
ムッシューが焼いてくれる小さなあつあつクレープに、スモークサーモンとかタプナードとかを乗せて食べます。
最初は私達だけがお客で、のんびり〜としていたのですが、
その後、10名の団体さんが入ってきてしまいました。
その団体さんを離れに案内したムッシュー、「大変だ、大変だぁ〜」と大慌て、
ダンナが「手伝いましょうか?」と言ってみましたが、コレはありがたくお断りされました(笑)
後から来たお客さんは、「ボクひとりで、ここのお客(私達)とあっちに10人いるからダメ〜」と
みんな断られていました。

観光名所もいいけど、こういう楽しい出会いが旅の醍醐味ですね。

 

アルルで不思議だったのはイタリア人の観光客がたくさんいたことです。
普段はそうではなくて、クリスマスのお休みの時期だけ大勢押し寄せてくるそうですが、
ローマ時代の遺跡を見たいなら、イタリアで十分なのでは?と思うのですが。
異国のご先祖様の遺跡が見たいということなのでしょうかねぇ。

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