ロワール地方への旅 2006年4月14−16日 3日目、ハプニング
泊まったお城ホテルですが、黄色のハートが付いている塔の部分に泊まりました。
石の階段をぐるぐる回って部屋に着きます。
バスはモザイクになっていました。大輔の分身も使い心地を試してみました。
15世紀に砦として建てられたのがはじまりで、その後、居城として改築されたそうです。
帰ってきてからもっと詳しく履歴を知りたいとネット検索していたら、
トラベルアドバイザーというアメリカのホテル情報のページで、実際に泊まった人が酷評しているのが目にとまりました。
壁紙、カーペットなどが古くて、テレビもミニ冷蔵庫もない、ルームサービスもない、レストランのサービスも悪かったなどなど。
確かに内装は古めかしいですが、私達はそれが雰囲気を添えていていいと思っていたのですが、
それに、テレビなんてあったら雰囲気がぶち壊しになると思うのは私達だけでしょうか?
イースターだったので、卵形のチョコレートやキャンディーが枕元にたくさん置いてあったり、
タオルもふわふわで、暖房もちゃんと動いていたし。
フランスのホテルにしては居心地よかったけどなぁ〜。
ねえ、大ちゃん、どう思う?
と、満足してホテルをチェックアウトして、シャンボール城とブロア城に寄って帰ろうね〜と車を走らせること30分、
同居人(♂)が、あれ〜、変だ、バッテリーのゲージがどんどん下がってる〜。
止まっちゃうぞ、これは。
え!
ここで地域マップをば。1は1日目のワイナリー2軒の所在地、2は2日目のアンボワーズ、
3はシュノンソー城とホテルがある地域で、4が車が止まったところです、
こんなところで止まっちゃって、トランクにはワインもどっさり入っているに、どうするのぉ〜!
幸いにも小さな町の中で止まったので、止まったところの前の家で電話を借りて、同居人(♂)が保険会社に連絡しました。
フランスに来る前に8ヶ月、フランス語の集中講座を受けたので、
ちゃんとフランス語がしゃべれるようになっていた同居人(♂)、8ヶ月の苦労の成果をみごと発揮!
同居人(♂)のフランス語もさることながら、
感心したのが、車が動かなくなっちゃった場合の対応のスムーズなこと。
保険会社がまず車を修理工場に運ぶ手配をして、
それからそこへタクシーを派遣してくれて私達と荷物をレンタカー会社まで連れて行ってくれて、
レンタカー会社はレンタカーを用意して待ち受けてくれていて、
ハイこれね〜。車はパリで返してね〜、
え、ここってフランスですよね?
こんなにスムーズに手配されてていいんだろうか〜?
道路の途中で動かなく車が多いのかも、それでシステムが整ってるのかも...
私達のワインをタクシーからおろしてくれていた運転手さん、箱の名前を見て
「おっ、ここのワインはおいしいんだよね〜」、「あっ、こっちのもおいしいんだよ〜」ですって。
フランス人のお墨付きをいただきました。
シャンボール城もブロア城も次回におあずけです。
レンタカーで無事に帰ってきました。