トスカーナへの旅
2008年7月2-16日 11日目 フィレンツェ 4
ウフィツィ美術館の建物にメディチ家の家紋を見つけました。
写真の下のほうにあるの丸が6つついているのがそうです。
フィレンツェではこの家紋をよく見かけます。
メディチ家に関係した建物、メディチ家が出資した建物がいかに多いかとうことですね。
この家紋の由来は諸説があるそうです。
シャルルマーニュの騎士だった祖先の盾に巨人が付けた傷の跡で、
その武勲をたたえて傷ついた盾を家紋とすることを許された、とか
丸は質屋の金貨を表わす、とか、薬を表わす、とかビザンチンの金貨だとか、
しかも丸の数もその時代で8つだったり、5つ、6つと色々なのだそうです。
そのいい加減さがイタリア人気質を表わしているようで面白いですね。
ウフィツィ美術館は建物がきれいです。
元はフィレンツェの公務を取り仕切る役所のオフィスとして使われていました。
1765年から美術館として一般に公開されているのだそうで、
世界でいちばん古くて有名な美術館のひとつです。
残念なのは館内が撮影禁止だったこと。
ボッティチェリの「春」や「ビーナスの誕生」にうっとりでした。
ちなみに、この美術館の数ある名作の中で、いちばん売れている絵葉書は
ティツィアーノの「ウルビノのビーナス」なのだそうです。セクシーだから?
どんな絵何だ?と思った方は、ネット検索してみてください。
その後、ポンテ・ヴェッキオを通って、アルノ河を渡り、

メディチ家の居城だったピッティ宮へ行きました。
建物も庭も大きい〜!

建物内部は見て歩きましたが、
暑くて、疲れていて、庭を回る元気は残っていませんでした。
早くホテルに帰って、冷たい飲み物でも飲みましょう〜。
