ベネチア 2007年11月1 - 5日 ベギー・グッゲンハイム美術館とアカデミア美術館

万聖節(トゥサン)のお休みを利用して、麗しの水の都、ベニスに行ってきました。

 

今回もベルリンの時のように貸しアパートに滞在し、ベニスの町を徘徊しました。
曲がりくねった小道と運河で出来ているこの町では“迷う”ことが良い旅のポイントなのだそうです。

 

教会の中は撮影禁止らしく、同居人(♂)がパチリとすると、隣にいた男性が「ダメ!」
フランスでは教会は撮影可なのに。イタリア人のケチ!

町をうろうろした後、行ったのは ペギー・グッゲンハイム美術館です。
これまでにNYとビルバオのグッゲンハイム美術館に行ったことがあります。
実は同居人(♂)はコンテンポラリー美術が大好きです。
で、引きずられて、ここ。

 

おっと、いきなり失礼しました(笑)
左上の子、グランド・キャナル沿いの庭部分にいました。
う〜んと伸びして、いかにも気持ち良さそうでしょ?
右上がそこから見た景色です。

ここは、グッゲンハイム美術館の創始者の姪だか孫だかのペギーさんが
18世紀の館を買い取って好きな美術品を集めて暮らしていたのを
亡くなった後に美術館にしたものです。
生前そのままに飾られている美術品もありました。

例えば、ピカソとブラックのキュービズムの絵が隣同士になっていたりして、
え?どっちがどっちの絵?と迷ってみたりするのも面白かったです。

中庭にベギーさんのお墓があり、それに並んで飼っていたペット達のお墓がありました。
愛ペット家だったのね〜とペギーさんに親近感が湧きました。

アカデミア美術館のほうは、がらりと趣が変わって、14-18世紀の絵画が中心です。
建物は修復中で、中は撮影禁止なので画像が全くありません。
ここはとても有名な美術館なのですが、無意識にルーブル美術館と比べてしまうせい(!)か、
照明が暗かったり、展示の仕方がいまいちだったりするところがあって、少々がっかりでした。

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