ブルターニュへの旅 2007年8月17日ー26日 −ブルターニュ(巨石文化遺跡いろいろ)

ブルターニュは石器時代から現在に渡って、住民の足跡が多く残る地域です。
まずは、巨石文化時代のブルターニュをご案内。

カルナック

アンジェからHuelgoatに行く途中で立ち寄りました。
一箇所に石が並んでいるところがあるのかと思っていたら、
数kmにわたって、あちこちに色々な形や大きさの石が並べられていました。
全部で3000個ぐらいあるそうです。

夏の観光シーズンはガイドに付いて回る以外は金網で囲った敷地内には立ち入り禁止。冬は自由に入れます。
遺跡周辺の植生を保護する為だそうです。


宗教的な理由からだとか、埋葬の場所だとか、色々と説はあるのですが、
実際には、何の為にこんなに多くの石が並べられているのか、謎のままなのだそうです。
かなりの労力を必要とするこの石並べ、その時代には深〜い理由があったのでしょうね。

  


 ドルメン

姫が内部を探検しているこれ、ドルメンと呼ばれます。ブルトン語で石(men)の机(dol)を意味するそうです。
天井の岩を直立した岩で支えて作られています。
墓だったのだろうと言われています。
日本でも、古墳でこんなのありそうですが、どうでしょう?
ブルターニュにはあちらこちらにドルメンが残っています。

 

このドルメンの回りは広々した芝生の公園になってました。
マーキングはあっちこっちにしたものの、冷静な大輔に比べて、
ドルメン探検はもちろんのこと、芝生を走り回り、小高いところに飛び登り〜の姫、笑いが止まりません。

  

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