ブルターニュへの旅 2007年8月17日ー26日 −ブルターニュ(巨石文化遺跡いろいろ)2

cairn de Barnenez

巨石文化紀行(?)の最後を飾るのは、Barnenezのケルン(積石塚)です。
海を見下ろす景色のいい高台にあって、ぎっしりと石が積み上げられています。
紀元前4500年から3900年ぐらいに作られたそうです。
エジプトの最古のピラミッドと言われているサッカラの階段ピラミッドが紀元前2686年から2613年
に作られているので、それよりもず〜っと以前の遺跡です。
ピラミッドを彷彿とさせるような、階段状になっています。

長さ72m、幅25m、高さが6m、11の埋葬用の横穴があります。

 

上のほうの石が落ちてこないのか?と心配になりますが、きちんと考えて作られていて、崩れないのです。
6500年以上も大丈夫だったので、耐久性は保証つきです。

 

眼下には海が見晴らせて、風は強いものの、いい気持ちです。
景色のいいところに埋葬場所を設けたということは、
景色を楽しむという習慣がその当時からあったという証拠かもしれませんね。

ローマ時代へ