プロバンスへの旅 2007年12月21日ー30日 −L'isle sur Sorgueとアビニョン
宿に着いた翌日、最初に訪れた町がここ、L'isle sur Sorgueです。
Sorgue河の5つの支流が流れる島になった部分に町が作られました。
プロバンス地方に詳しい友達に、週末行くならココ!と勧められました。
理由は、アンティーク・マーケットが立つからです。
アンティークだけでなく、食べ物、着る物、遊ぶ物、色々なお店が出ていました。
タプナードなどのプロバンス名産品、ソシソン、ヌガーなど、食べるものばかり購入〜♪
美味しい町(!)L'isle sur Sorgueを後にしてアヴィニョンに向かいました。
アヴィニョンは14世紀に教皇庁があった町として有名です。
教皇庁の建物はオーディオガイドを借りてゆっくりと見学できます。
日本語のオーディオガイドがあります。
このオーディオガイドによると、法王庁がアヴィニョンに移った理由は
イタリアでの政情不安が原因...
確か、本当の理由はフランス王と教皇の対立が原因だったはず。
1303年、時のフランス王フィリップ4世が時の教皇ボニファティウス8世を逮捕してしまう事件があって、
そのショックで教皇は急死、その後の教皇もすぐに亡くなって、
フランス人枢機卿がクレメンス5世として教皇になると、フィリップ4世の意向をうけて
教皇庁をアヴィニョンに移してしまったのです。
日本の教科書みたいに、母国にとってまずい事は隠すっていうのは止めましょう!
教皇庁の内部は当時の内装はほとんど残っていません。